まず 毛髪の状態を 均一にします
普通 ここでは 毛表面を 均一化する美容師さんが 多いのですが
このやり方は 毛髪内蛋白の量に こだわります したがって ケラチン蛋白をつけて
いったん乾かします 次に 膨潤しやすいところに 亜硫酸をつけ 全体に 毛髪に合わせた薬液を
塗布します これによって 全体に 膨潤を均一化し 薬液の浸透も 均一化させます
毛髪が 還元状態になったら 一度ゆすいで タオルで 水分をよくとります
毛髪全体に タンパク質(その毛髪にかけている)を つけて ワインディングをします
ここで 薬液を塗布します この薬液は 低膨潤で 低還元のもので 充分です
最低 5分はおいてください 後中和処理を します
このやり方は なんか 普通っぽいのですが ケラチン蛋白を毛髪内に 取り込ますのに
1液を 使っているので パーマと同時に 毛髪内蛋白の 量は非常に 増えます
傷んだ髪を なおしながら パーマが当たります
これと同じく 蛋白の代わりに 色素を 使う方法も あります
まだ やり始めて 1年ぐらいですが 1液は 全く使いません ウェーブの持ちも とてもよく
同時に 色も付くので 白髪の方に 大変喜ばれています
どうですか パーマも 大変 進化していますでしょう
パーマを 当てて髪が 傷むんじゃなく それによって 髪がきれいに なったら
あなたどうします?
今までの 常識を変えたような やり方を紹介します
このやり方を 最初に考案された方は 大阪の美容師さんで もう10年ぐらい前です
それから さらに いろいろ手が加わって 今に至っています
傷む原因を 逆手に取ってみよう
まず 1液での傷みには 1−タイムオーバー 2ー膨潤(アルカリに比例して膨れる)
2液での傷みには 3ーアルカリ濃度に対する処理 4ーpHに対する処理 と
この四つに対して完璧に 対処できたら 問題は解決します
1 タイムオーバーに 対して
1液を還元剤として使うに 当たっては ロットを巻いてから 1液を塗布する
または ロットを巻く前に 還元だけをして いちど ゆすいでから ロットを巻く
2 膨潤
膨潤は アルカリ(pH)に 比例して 膨れます 毛髪が 耐えきれない 膨潤を
引き起こすと 髪は もう元には 戻りません なるべく pHの低い薬を 使うことにより
防げますが 低すぎると 当たらなかったり すぐ とれたりします よって 髪の毛の
状態に 合わせることですが むずかしいのは 状態の違う 毛髪の場合です
たとえば 毛先だけ カラー毛だったりしたら 毛先に保護剤を つけたりしますが
その保護剤は 髪を 膨潤させないものに するべきです よく トリートメントクリームを
つけている ところがありますが これでは 髪は膨潤してしまいます
私でしたら 毛先に酸を つけたり タンパク質を つけて 乾かしてから 処理をしたり
酸性コールドを使ったり します 必ず 膨潤させないよう 心がけます
とりあえず 1液を使う時間は 10分だけで いきましょう それで1液の 傷みは
まず 起きません
3 アルカリ濃度に 対する処理
普通 中和処理に使う クエン酸水は 2液を 使う前に 塗布します これを 2液処理後に
もう一度 行いましょう 1液を 使った量が 多いメニューは(ストレートパーマや縮毛矯正)
その量に合わせて クエン酸水の量(何遍もかける)と 時間を 調節してください
4 pHについて
弱酸性に 戻すわけですが 薬局に行けば pH試験紙が 売っています 安いものですから
それで はかってみましょう クエン酸水を pHが下がるまで かけてやれば いいことです
これを読んでいる 美容師さんへ
本当に 一度注意して やってみてください
あなたの仕事が 変わりますよ
ほとんどのケースが 1液のタイムオーバーです
ロット巻きに 時間が かかりすぎたり タイムを忘れたりと いろいろでしょう
ちょっと技術者が 注意すれば すみます 最近の 若い美容師は
ろくに練習しないから スピードは落ちています 経営者の頭の 痛いところです
では タイムオーバーの ないやり方を 考えればどうでしょう
何でもそうですが これが原因と わかれば それに対して 対処の仕方も出てきます
当店では こう考えてみました
パーマで髪が傷むわけ
パーマの原理は 毛髪を1液で 軟らかくし 巻いたロット(ロット以外の ものもある)の
形に 2液で 酸化し 元に戻す その結果 ウェーブなり カールなりの 形になるわけです
ところが 1液のアルカリ剤に 対する処理が ほとんどの お店が 不十分なのです
まず pHの調整 アルカリの分解が なされない もしくは 不十分なまま 仕事が終わる
ケースが多いのです pHは 5.5ぐらいに しなければ なりませんが 2液が中性なので
かならず 中和処理が必要です 酸リンスといわれる 中和剤(クエン酸濃度1%ぐらいのもの)を
つけるだけで だいたい いけますが アルカリ濃度が 高い薬を使ったときは その濃度に
合わせて 量を調節するべきです
2液は 酸化剤です
1液の還元剤で 還元された毛髪を 酸化して 元に戻す 働きがあり だいたい中性です
パーマの薬に ついて なるべく わかりやすく 説明してみます
まず 1液に ついては (通常 1液 2液に分かれています)
1 還元剤(中性) 2 アルカリ剤(アルカリ性) 3 水(中性) 4 プラス添加物
これらからなります
たとえば きついパーマの薬 というのは 1の濃度が濃いか 2のpHが高いか
2の濃度が 濃いか と 言うぐわいに なります
パーマをすると 傷むのでしょうか
あなたは パーマを したことが ありますか?
最近 気がついたのですが 20歳ぐらいまでの方は パーマの経験が ない方が
多いのです そのぐらい ストレートが長く 流行っているのでしょう
この世界に 入った頃は 毎日毎日 朝から晩まで ロット巻きばかり していた頃が
ありました 手は紫色になり 指と指が くっついたように ネチャネチャし 洗おうが
クリームを つけようが 関係なく 日増しに 悪くなっていったものです だって ほとんどの方が
2ヶ月に一度は パーマをし その間に カットをする 毎月 来られていた 時代でしたから
パーマを簡単に考えるな